日本の米はイギリスではなんと言う?
こんにちは。
国際結婚し、イギリスの田舎で生活をしているユンです。
海外生活が楽しいのも最初のうち。
特に食事のストレスは、早めの段階で沸点に到達。
段々と日本との違いにストレスを感じるようになり、先日、ついに
「米が食べたい!!!」
と、発狂したのでした。
ジャポニカ米を探しに、イギリスの代表的なスーパー、テスコへ。
まずは米が陳列されるコーナーへ。
細長い米、茶色い米等様々な米が並んでおり、見ていて楽しい。
米と一口に言っても、こんなにあったんだなあと驚きました。
ジャポニカ米、ジャポニカ米…と探すうちに、米のコーナーはすっかり見尽くしてしまいます。
…ジャポニカ米がない。
気を取り直し、ワールドコーナーへ移動。
主にアジア圏の食材や調味料が陳列されており、醤油、テリヤキソースは割とスペースが確保されており、種類も豊富。
この国では、これらのソースは需要があるようですね。
しかし、やはり米はない。
ラーメンの麺があって、なぜジャポニカ米がない?
紙パックに入っている豆腐があって、なぜジャポニカ米がない?
ない ない ない ない…
と、思っていると、小さなピンクのパッケージを発見。
寿司ライス-ーー!?!?
酢飯⁉ 酢飯ってこと⁉
しかし、見覚えのある米のカタチ、日本の米っぽいです。
いや、寿司とか言ってるし、日本の米でしょう。
「ジャポニカ米」という名称で親しまれているかと思いきや、まさかの寿司ライス。
しかも量が少ない上に(500g)、£1.7(=261円)と高い。
しかし、他に選択肢もないので購入しました。
炊飯器が無いので、ソースパンで炊きましたが、味はちゃんと日本のお米。
これ、これ!このお米が食べたかったのー!
ボソボソ、ポロポロしたロンググレインじゃなくて、インドのカラフルな米じゃなくて、これです!私が欲していた米は!!!
そして次の日、米は無くなりました。
あっという間に夫婦の胃の中へ(笑)
しかし、こう頻繁には買えぬ…と思い、違うお店を見ることに。
結果はお察しの通り、空振り。
泣きながらインターネットで「日本の米 イギリス」と検索(最初からこの方法をとっていた方が効率が良かったような…)。
移住歴の長い先輩方は、アジアンスーパーでご購入の様子。
これだ!と、思いアジアンスーパーをグーグルマップで探すも、ヒットするのはロンドンばかり。
アジアンスーパーといっても値段はやはりそれなりで、ロンドンに行くにも交通費も時間も掛かり過ぎるのであまり現実的ではありません。
ロンドン以外にはマジで何も無いんかい…!と、思いながら、ここでアマゾンUKの存在を思い出します( ・∇・ ゞ-☆そっか!
検索すると色々出てきますが、聞いたこともないブランド名、さきの先輩たちの口コミで、「食べられなくはない」というようなコメントを見ているため疑心暗鬼…。
でも、なんとか「これなら大丈夫そう」というのを見つけて購入しました。
「ゆたか」というブランド。
原産国はイタリアですが、品種はちゃんと日本のお米。
でもやっぱりここでも名称:寿司ライス。
誰ですか?海外では日本のお米はジャポニカ米だとホラ吹いたのは…!
そして、和菓子ともとれそうなかわいい食べ物の写真。
日本のイメージってやっぱりこういう感じなのね。
裏には日本語もあります。
日本語表記のところは「米の炊き方」で良くない?w
と思いながらも、早速食べてみます。
普通に美味しいです。
普通のお米。
こちらは5kgで£15.45(=2379円)ですが、定期購入しているので実際はもう少し安くなります。
しばらくはアマゾンさんで「ゆたか」のお世話になる予定。
に、してもなぜ寿司ライスの名で親しまれた?
どなたかご存じの方がいたら、ご教授いただけますと幸いです。